omartha’s diary

本のこと、映画のこと、お化粧品のこと、食べもののこと。わたしが好きなものを綴る緩い日記。

2016-01-01から1年間の記事一覧

映画:海賊とよばれた男

上下巻ある超大作をどう映画にするのか、ワクワクしながら観に行ったが・・・ちょっと残念だった。 残念ポイント① 国岡の男気溢れる部分が上手く描ききれていない。 海の上でオイルを売ることを思いついたとき、国岡のオイルが優れていることを証明した満州…

映画:マダムフローレンス

世界一オンチな音楽家、フローレンスがカーネギーホールを満席にする・・・実話に基づいた話。 映画全体では予想出来ない驚きの展開は無いし、すごく爆笑したり、号泣したりも無い。静かにひとりしんみり観るのがオススメ。正直、DVDでも良いかな。みどころ…

小説:海賊とよばれた男(百田尚樹)

出光興産の創業者をモデルに、主人公の国岡の一生と大企業に成長するまでの軌跡を描く物語。 なんといっても、主人公の国岡がカッコよすぎる。戦後の苦しいなか、社員をひとりもクビにすることなく養う。誰もやりたがらない仕事をやって、新たな仕事を勝ちと…

小説:海と月の迷路(大沢在昌)

軍艦島が炭鉱の島として栄えていた戦後。 島に赴任したばかりの若い警察官が、遺体で見つかった少女の事故死を疑い、独自に捜査を進めていく。 密室ともいえる島でおきた少女の死には、8年前に亡くなった別の少女の死とつながる共通点があり・・・。 主人公…